犬の「去勢手術」ってどうしたらいい?
オスの愛犬を迎え入れた場合、考えないといけないことは去勢手術についてです。
今回は去勢手術を行うメリット・デメリットをお伝えしていきます。
去勢手術のメリット

愛犬に去勢手術を施すとどのようなメリットがあるのでしょうか?
病気になるリスクを軽減できる
睾丸を摘出してしまうので、精巣腫瘍などの睾丸のに関わる病気のリスクが軽減します。
少しでも病気のリスクを下げることは、長生きをしてもらうために大切なことです。
マーキングが減る
性成熟が始まると縄張り意識が高まり、マーキングという行動をするようになります。
去勢手術を行うとマーキング行動が収まります。
しかし去勢手術のタイミングが遅れて、習慣化してしまうとマーキング行動が治らない場合もあります。
ストレスが軽減される
性成熟をした後からマーキング行動をとり攻撃的になります。
しかし交尾をすることはないので、オス犬にとってはとてもストレスになります。
去勢手術をすると攻撃的な性格は少し収まり、発情することはなくなるのでストレスが軽減されます。
望まない妊娠・出産がなくなる
散歩中やドックランなどメス犬と触れ合う機会がある場所で、目を離している間に飼い主の望まない妊娠や出産が起こってしまう可能性があることを防げます。
去勢手術のデメリット

去勢手術はメリットばかりではなくデメリットも存在します。
しっかりとデメリットも把握しておきましょう。
全身麻酔のリスク
避妊手術よりも傷口は小さいとはいえやはり全身麻酔をします。
全身麻酔はストレスにもなりますし、合わない子もいるためリスクが伴います。
太りやすくなる
去勢手術をするとホルモンバランスが崩れるため太りやすくなります。
食事管理と運動をしっかりさせてあげましょう。
子供を産ませてあげることができない
愛犬の子供を見たいと思っても、去勢手術を行うと子供を産ませてあげることはできないです。
計画をもって去勢手術をしましょう。
去勢手術はいつしたらいいの?

犬の性成熟はばらつきがありますが、生後5~7か月前後で病院へ行き相談をしましょう。
そのあとに手術日を決め、手術前に健康診断をします。
そして手術をします。そのあとの入院はがあるかどうかは体調などや病院の方針によって異なります。
退院後は1週間~10日は激しい運動をしないようにしましょう。
普段の室内の生活や、お散歩などは可能です。
傷口が汚れたり、開いたりしないように気を付けてあげましょう。
エリザベスカラーや洋服を着させてあげるのがよいでしょう。
まとめ
費用に関しては小型犬や大型犬などによって差があります。
術前検査などを含めて去勢手術が終わるまでに3~70000円前後かかります。
病院へ行って相談してみましょう。
去勢手術は子供を産ませる予定がないのであれば行ってあげるほうが良いと思います。
メリット・デメリットを理解したうえで考えてあげましょう。
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